2024年問題について<ドライバーには嬉しい?!働き方改革の話>【葛飾区の配送ならファンリミット】
2022/09/23
2024年問題について<ドライバーには嬉しい?!働き方改革の話>【葛飾区の配送ならファンリミット】
故・安倍元首相率いた自民党の旗印だった「働き方改革」により、例えば最近は男性の育休取得の意向確認の義務付け、看護・介護休暇の時間単位取得、同一労働同一賃金、月60時間超割増率引き上げの猶予措置も2023年4月には終了するなど、さまざま労働環境の改善のための法律が施行されています。
特に運転時間により拘束時間が他の業種よりも長くなりがちな配送ドライバーには、多様な働き方を実現しやすくなり、より良い方向に進んでいます。
しかし、良いことばかりではない部分もあり、2024年問題というものがあります。
今回は2024年問題について解説いたします。
2024年問題とは
2024年問題2024年4月以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する問題の総称です。
近年のEC市場の成長により宅配荷物の取扱数は増加するなか、特にトラックドライバーについては若手不足や高齢化による労働力不足が生じており、結果としてドライバー一人あたりの労働時間が長くなる傾向が強くなっています。
2024年の上限設定により、労働環境が改善されるはずですが、いくつか問題もあります。
まず、運送会社は、売上・利益が減るということです。
運送会社は人員確保や効率化のための経費がかさみ、運賃の値上げか受注規模の縮小を迫られるからです。値上げすればよそに仕事が流れるかもしれませんし、人を多く雇ったり、機材を入れて効率化を図ると経費が上昇し、規模を縮小すれば収入が減ります。
しかも、上限内だったとしても時間外労働に対しての賃金は2023年より更に割増率となります。
つまり会社の体力がもたなければ倒産するしかありません。
とはいえ、ドライバーには嬉しい話
経営者には、なかなかつらい2024年問題ですが、実際に働くドライバーとしては、ワークライフバランスの改善が見込めますし、少なくとも就職や転職は売り手市場ということになります。
まとめ
会社には打撃だが、ドライバーにはワークライフバランスが確保しやすくなって嬉し2024年問題。
さて、当社ファンリミットではルート配送ドライバーを募集しております。
配送業界にご興味をお持ちなら、業界未経験の方でも大歓迎いたしますので、ぜひご応募ください。
電話はもちろんLINEでもお問い合わせを受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。