ダブル連結トラックの路線拡大【葛飾区の配送ならファンリミット】
2022/11/11
ダブル連結トラックの路線拡大【葛飾区の配送ならファンリミット】
国土交通省は11月8日に「ダブル連結トラック」路線を現在の2050kmから5140kmへ拡大することについて発表しました。
今回はこの「ダブル連結トラック」について解説いたします。
なんだか男の子が好きそうな名前ですが、今回の「ダブル連結トラック」とその路線拡大は物流業界にとって輸送効率を飛躍的に向上させる大きな一手です。
○ダブル連結トラックは、トレーラー
ダブル連結トラックは、トレーラーに分類されるトラックです。
トレーラーは、けん引するトラクターと、けん引されるトレーラーシャーシを連結して1車両として扱います。
よく見かけるトレーラーとして、海上コンテナを牽引するものがありますが、これはトラクター側には積載能力はなく、トレーラーシャーシのみに荷物を積むタイプです。
トレーラーは切り離しができるという部分で効率が良い仕組みで、例えば苫小牧と大洗間でトレーラーシャーシのみフェリーに載せるなどすると長距離をドライバーは移動せず、それぞれの港で別の運転手が別のトラクターで対応することができるので拘束時間の短縮につながります。
○ダブル連結トラックは大きい
ダブル連結トラックは、トレーラーのなかではフルトレーラーと呼ばれる種類で、トラクターに通常の10t車、トレーラーシャーシも10t車の荷台と同じ大きさで、全長は25m。軽自動車の全長が3.4mなので7台分以上の車両全長になります。
単純に1人の運転手で2台分の荷物を運べるので効率が良いことや、前述の切り離しができることで得られる恩恵が多く、今回の拡大で更に高効率な運用が可能になってくることが予想されます。
○ダブル連結トラックをみたい
福山通運や西濃運輸、日本通運・ヤマト運輸など大手物流会社が運用していますが、基本的に営業車両ですから、見たいと言って見せてもらえるものでもありません。
しかも走行しているのは基本的に深夜なので、見ることはなかなか難しいです。
ただ、今回走行路線も拡大されましたので、以前よりは見られる確率が高まったと思われます。
○結論
ダブル連結トラックは1人で2台分運べるから効率が良い。今回の走行路線拡大でさらに便利になっていくと思われる。
さて、当社ファンリミットではルート配送の軽貨物ドライバーを募集しております。
配送業界にご興味をお持ちなら、業界未経験の方でも大歓迎いたしますので、ぜひご応募ください。
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