矢切の渡しと東京の水路網【葛飾区の配送ならファンリミット】
2022/11/20
矢切の渡しと東京の水路網【葛飾区の配送ならファンリミット】
今回は葛飾区柴又と松戸市矢切を結ぶ「矢切の渡し」と東京の昔の物流をになった水路網について解説いたします。
○矢切の渡し
映画「男はつらいよ」シリーズでもおなじみの矢切の渡しですが、もともとは江戸時代に関所などで江戸への出入りの制限をかける為にあえて橋をかけなかったことが発端です。
対岸に農地を持つ農民はこれでは非常に不便な為、農民が渡し船に乗って移動することは許可されていました。この農民用の渡し船・渡し場が、「矢切の渡し」です。
○明治以前は船天国
明治以降、交通の発達とともに物流の担い手は、鉄道、自動車などに移り変わったわけですが、江戸時代頃は葛飾区はもちろん今の東京どこでも水路があって物流に使われていました。
江戸川、中川、荒川、隅田川を中心にこれらの支流や人工的につくった水路により、江戸の生活を支えていたわけで、今にもし置き換えるなら首都高速のようなものです。
○明治以降は橋が続々
矢切の渡しの発端であった江戸への出入りを取り締まるというのがなくなった明治以降、川には橋がどんどんかけられ50以上あった渡し場は姿を消していきました。
ただ、矢切の渡しは帝釈天の門前町として柴又が栄えたことで、対岸で農耕する人の需要が十分にあったことなどにより、存続し続け、今ではもともとの庶民の足というよりは観光客に利用されることが多いですが、未だに愛され続けています。
○結論
時代とともに変わるものもある。でも、変わらず愛されるものもある。
さて、当社ファンリミットではルート配送の軽貨物ドライバーを募集しております。
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