ラストワンマイル領域でのEV普及への取り組み【葛飾区の配送ならファンリミット】
2023/03/24
ラストワンマイル領域でのEV普及への取り組み【葛飾区の配送ならファンリミット】
今回は今年の2月末から本格的な活動を始めた一般社団法人「EV100ラストワンマイルを実現する会」について解説いたします。
2月28日、一般社団法人「EV100ラストワンマイルを実現する会」は活動を本格的に始める方針を発表。
○ラストワンマイルのEV化は良いのだけど
同協会のあげているEV化のメリットとして
・「走行時は」温室効果ガスを排出しない
・緊急時の給電ステーションになる
・救護装備と資格を持つドライバーが緊急時に頼れる存在になる
まず、ラストワンマイルは同協会の言うようにEV化した方が良いと筆者も思います。
例えば、住宅街で排ガスを巻き散らかす配送業者よりはそうでない業者の方がお客様には好印象です。もちろんEV車の方が騒音問題も解決できるでしょう。ラストワンマイルというくらいですから、ちょっとの距離を走らせるなら断然電気で走らせるメリットがあります。
ですが、よく考えていただきたい、「走行時は」温室効果ガスが出ていないだけで、分かりやすい例として火力発電所では出ている訳です。送電がいくら効率的におこなわれてもそれはあくまで効率が良いだけで、目の前でエンジンを回してパワーに置き換えるのには劣ります。
今後、発電における火力発電の割合が減る、あるいはいわゆる再生可能エネルギーによる発電がそこかしこでおこなわれるなどしないと、日本の技術の粋が詰まったガソリンエンジンの効率には及ばないでしょう。
そして緊急時ですが、明らかにエンジン車一択です。
災害の初動で電源が確保できるのは素晴らしいことだと思いますが、EV車の最大の問題点として電池切れになると非常に厄介ということです。
エンジン車ならポリタンク1個で救援できるものが、EV車ではポリタンクよりは確実に大掛かりな電源の類が必要になります。また救援にかかる時間も、入れておしまいの燃料に対してEV車は急速充電だったとしてもそこそこ時間を要します。
緊急時に電池切れ前にステーションに戻るなど運用できれば良いですが、何せ緊急時ですから思うようにはいかないでしょう。
最後にドライバーですが、それは緊急時の対処方法を知っているに越したことはないと思いますし、最低限出来るべきですが、普通車での配送が解禁になったように専業以外のドライバーも増える中、少々ハードルが高いと感じます。
ただ、ある意味これらが出来る配送業者ということで、ブランディングできるので、差別化による配送単価の確保が狙えるとは思います。
○結論
EV化の波がやってきていますが、うまく乗りこなしたいと思います。
さて、当社ファンリミットではルート配送の軽貨物ドライバーを募集しております。
配送業界にご興味をお持ちなら、男女問わず、業界未経験の方でも大歓迎いたしますので、ぜひご応募ください。
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