国土交通省、運送関連事業の運送約款の見直し案【葛飾区の配送ならファンリミット】
2024/01/17
国土交通省、運送関連事業の運送約款の見直し案【葛飾区の配送ならファンリミット】
今回は、今月11日よりパブリックコメントの募集が始まっている標準貨物自動車運送約款等の一部を改正する告示案について解説いたします。
~標準貨物自動車運送約款等の一部を改正する告示案に関する意見募集について~
○改正案の中身
一般的な運送時の取決めを定める各運送約款の標準貨物軽自動車運送約款も含めた全てにおいて見直しが提案されています。
内容
①荷待ち・荷役作業などの付帯業務についての明確化
②仕事を請け負う際の書面交付について
③利用運送について
④中止手数料について
⑤料金等の店頭掲示事項のオンライン化
○①~⑤のそれぞれについて
①荷待ち・荷役作業などの付帯業務についての明確化
運転時間と、荷待ち・積込・荷卸しなどの付帯する作業について、今まで良くも悪くも曖昧だったのを、明確にし、それぞれに対していくらなのかわかるようにすることで、健全化をはかるものです。
②仕事を請け負う際の書面交付について
電話や口約束、慣例などで書面なしに請負い・実行していた仕事も、すべて都度書面(データでも可)を発行することにし、トラブル防止など健全化をはかるものです。
③利用運送について
協力会社などに委託した仕事などの場合(利用運送時)に、荷送人にその協力会社の名称などを通知する義務はありませんでした。これについても健全化の為、通知する規定を盛り込んだ案となっています。
④中止手数料について
いわゆるキャンセル料について、前日までならば約款上は払わなくて良い事になっていましたが、これについても見直し案が盛り込まれました。
⑤料金等の店頭掲示事項のオンライン化
料金など店頭に掲示することとされている事項について、ホームページなどのインターネットでの掲示でも良いとする案で、時代にあわせたものです。
○よりクリーンな職場環境へ
少々、書面発行や最初の準備には手間がかかりますが、これらの改正案の通りの取引がおこなわれることで、曖昧で運送会社が遠慮していた部分もキチンと料金収納がおこなわれる方向に向かうものと思います。
昔ながらのやりとりも捨てがたい部分がないわけではありませんが、時代の変化にあわせた仕事が求められるのは致し方ないのかと思います。
○結論
クリーン物流を心がけ、真摯な態度で仕事に取り組みます。
さて、当社ファンリミットではルート配送の軽貨物ドライバーを募集しております。
配送業界にご興味をお持ちなら、男女問わず、業界未経験の方でも大歓迎いたしますので、ぜひご応募ください。
電話はもちろんLINEでもお問い合わせを受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。