30年度に向けた政府の中長期計画決定 <軽貨物配送の求人>【葛飾区の配送ならファンリミット】
2024/02/21
30年度に向けた政府の中長期計画決定 <軽貨物配送の求人>【葛飾区の配送ならファンリミット】
今回は、先日16日に決定された30年度に向けた政府の中長期計画について解説いたします。
○法制化や法改正、デジタル技術の活用など盛り沢山の内容
概要としては、次の5つです。
①法制化・法改正で適切な運賃収受などの物流取引の健全化と生産性の向上
②デジタル技術の活用による物流の効率化
③多様な輸送手段の活用推進
④高速道路の利便性向上
⑤荷主や消費者の意識改革につながる施策
①法制化・法改正で適切な運賃収受などの物流取引の健全化と生産性の向上
<流通業務総合効率化法>
・物流効率化の努力義務を課し、判断基準も明確化する。
・判断基準に基づき国が指導・助言・調査・公表を実施する。
・一定規模以上の事業者に対し、中長期計画の作成と定期報告、物流統括管理者の選任の義務付け。
<貨物自動車運送事業法>
・元請事業者に対する、実運送(下請け)事業者の管理名簿の作成の義務化。
・運送契約時に、付帯作業などのサービス内容とその対価について書面交付することの義務化。
・利用運送(下請け利用)についての適正化を努力義務とすると共に、一定規模の事業者に管理規定作成や責任者の選任を義務付ける。
・軽トラック事業者に対して、管理者の選任と講習受講、事故時の国交省への報告の義務付け。
・国交省HPにおいて、軽トラック事業にかかわる事故報告などを公表対象に追加。
特に目玉としてトラックGメンによる取り締まりの強化があげられます。
②デジタル技術の活用による物流の効率化
・荷待ち・荷役時間の短縮125時間
→バースのネット予約やパレットの活用、荷卸し機材の自動化など
・積載効率16%アップ
→企業の垣根を越えた運用を活用するなど、最適化に努める
・自動運転・ドローン配送
→ドローン航路の整備など
③多様な輸送手段の活用推進
・鉄道輸送や内航海運など大量輸送手段の活用
・自動物流道路の構築検討
④高速道路の利便性向上
・最高速度を90km/hにひきあげ
・ダブル連結トラックの活用推進
・高速道路料金割引制度の適正運用
・ETC活用による渋滞や業務の改善
⑤荷主や消費者の意識改革につながる施策
・再配達率の半減を目指す
→置き配・コンビニ受取りなどPRする。
・送料無料表示を「送料込み」や「送料当社負担」などに置き換える
○今後どうなるの?
荷主側からすれば、価格上昇や書面に残すことや出荷の効率化など対応すべきことがたくさんありますが、ここでやっておかないと近い将来、輸送の担い手が居なくなってしまうでしょう。
荷受人(一般のお客様など)は、荷主同様、今この時の価格上昇に耐えなければ、未来が不便になると思われます。
運ぶ側からすれば、少々面倒事が増えますが、今やっておかなければ、事業を継続するのは困難になるでしょう。
○結論
適正化・最適化にご理解の程よろしくお願いいたします。
さて、当社ファンリミットではルート配送の軽貨物ドライバーを募集しております。
配送業界にご興味をお持ちなら、男女問わず、業界未経験の方でも大歓迎いたしますので、ぜひご応募ください。
電話はもちろんLINEでもお問い合わせを受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。