自賠責保険の料金、覚えてますか？【葛飾区の配送ならファンリミット】
2023/01/17
自賠責保険の料金、覚えてますか？【葛飾区の配送ならファンリミット】
今回は、自賠責保険の保険料について解説いたします。
自賠責保険は強制保険なので、入っていない状態で運転すると罰せられるので、車両を買う際や車検時に必ず支払っているものです。
しかし、あまり意識したことはないかもしれませんが、これは毎年料金が違うのです。
○実は毎年1月に4月からの値段を決めている
自賠責保険は金融庁が毎年1月に開催する「自動車損害賠償責任保険審議会」で金額の改定をするかどうかの決定をおこなっています。
世の中の情勢や交通事故の発生度合いなどを勘案して、固定ではなく変化させているそうです。
例えば、2021年度は前年比6.7％の値下げが行われ、2022年度は据え置きとなりました。
○そして今年は・・・
1月16日の国土交通省による「今後の自動車事故対策勘定のあり方に関する検討会」にて、賦課金を値上げする案が採択され、近く金融庁の「自動車損害賠償責任保険審議会」にて決定される見込みです。
○いくら値上がりするの？
結論から言えば、保険料全体はほぼ据え置きの見込みです。
具体的には、国土交通省は2022年6月の法改正に伴い交通事故被害者の救済の為の費用としての自賠責保険料の内訳の１つである賦課金を年間16円から、自家用なら年間125円、事業用は年間150円、バイクや緊急車両は年間100円へ値上げするものです。
これは、交通事故被害者支援などの為の積立金が今後枯渇することを考えてということのようです。
一方で金融庁はコロナ禍によって外出が減り、それに伴って事故件数も減っていることから、自賠責保険そのものの料金を引き下げる見通しなので、プラスマイナスゼロになるのではと予想されています。
○結論
交通事故は減っても、被害者に対しての救済費用が増えるというのは矛盾するのではという気持ちもありますが、互助ですからしかたないです。
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